著者
米田 多江 太田 理
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SSE, 交換システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.79, pp.13-18, 2000-05-19
被引用文献数
1

複数のサービスを同時に提供した時に生じるサービス仕様間の不整合のことを競合と呼ぶ.競合は仕様段階で検出されることが望ましいが, 仕様段階で検出するには端末変数に実際の端末を割り当てる必要がある.更に, 端末の割り当て方によって競合が起きたり起きなかったりするため, 競合を漏れなく検出するには全ての端末の割り当てについて競合か否かの検査を行わなければならない.よって, 競合検出にかかる計算量は膨大となる.本論文では, 端末割り当て数削減のキーとなる「等価な状態」の定義を行い, その定義に基づいて, 検査を行わなければならない端末割り当てを「同一端末が割り当てられる端末変数の組み合わせについて, 異なる組合せを与える端末割り当て」のみに削減できることを証明する.

言及状況

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こんな論文どうですか? 競合検出における端末割り当ての最少化 : 端末割り当て数削減法の証明(米田多江ほか),2000 http://id.CiNii.jp/NjvPL
こんな論文どうですか? 競合検出における端末割り当ての最少化 : 端末割り当て数削減法の証明,2000 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003235733
こんな論文どうですか? 競合検出における端末割り当ての最少化 : 端末割り当て数削減法の証明,2000 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003235733

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