著者
阿保 真 柏柳 太郎 長澤 親生
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.650, pp.5-10, 2003-02-13

我々は,上空90km付近の風測定に用いられている流星レーダとして,従来のパルス・モノスタティック方式に対して,PN変調を用いたバイスタティック方式システムの開発を行っている.このレーダの特徴は,CW信号をPN変調することにより,ピーク電力をパルス方式より小さく,なおかつ電力密度も小さくすることができ,他の通信機器への妨害が抑えられる点にある.本稿では,シミュレーションにより符号系列周期等の最適パラメータの検討を行い,また,観測に最適な反射点領域について,高さ精度,風の測定精度のシミュレーションを行った.結果として,受信点上空がもっと精度が良く,受信点上空半径100km範囲内の流星エコーにより,到来角制度が1.5degのとき,高さ精度3.5km.受信信号のSNRが-10dBのとき風速精度3m/sで風の観測が行えることを示した.

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こんな論文どうですか? PN変調を用いたバイスタティック流星レーダのシステム設計,2003 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003245817 我々は,上空90km付近の風測定に用いられている流星レーダとして,従来のパルス・モノスタティック方式に対して,P
こんな論文どうですか? PN変調を用いたバイスタティック流星レーダのシステム設計,2003 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003245817 我々は,上空90km付近の風測定に用いられている流星レーダとして,従来のパルス・モノスタティック方式に対して,P

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