著者
小塚 堀内 真治 礒野 育
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
巻号頁・発行日
pp.31-36, 1994
被引用文献数
1

ハイパーサーミアにおける深部局所・領域加熱用アプリケータの構成法として以下の方法を用いる。先ず、RF誘電局所加熱用アプリケータとして「二重電極構造」を提案し、実際にアプリケータを試作することで、ビーム状に深部を加熱できることを明らかにする。次に、誘導インプラント加熱ではインプラント材の発熱の他、被加熱体周縁部にホットスポットが生じるため、「渦電流吸収ボーラス」を用いることで局所加熱技術を確立させる。更に、無侵襲深部誘導加熱アプリケータを構成するために、有限要素法を用いて構成原理および渦電流制御法について明らかにし、フェライトコアを用いた無侵襲深部誘導加熱型アプリケータを試作して、脂肪層を考慮したファントムを用い加熱実験を行い、脂肪層を発熱させることなく深部を領域的に加熱できることを明らかにする。

言及状況

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こんな論文どうですか? 深部・局所加熱用アプリケータの構成法について(小塚洋司ほか),1994 http://id.CiNii.jp/Nm95L

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