著者
表 英毅 藤井 輝也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.367, pp.143-149, 2001-10-12
被引用文献数
10

アダプティブアレイアンテナやダイバーシチ送信・受信等の空間処理を精度よく評価するためには時間・空間パスモデルが不可欠である。筆者らは、電波が移動局の周辺の全方向から一様に到来してくると仮定したClarkモデルを拡張した時間・空間パスモデルを提案した。本稿では、移動局周辺の散乱体円盤状に、離散的な反射点を複数設定することで構成する時間・空間パスモデルを提案する。提案したモデルが離散的反射点の数を変えることで様々な市街地での測定結果(伝搬遅延プロファイル、電波の到来角度プロファイル)をよく説明できることを示す。

言及状況

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こんな論文どうですか? 移動体通信における時間・空間パスモデルに関する一考察(その4)(表英毅ほか),2001 http://id.CiNii.jp/NnbeL

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