著者
藤原 孝幸 輿水 大和 藤村 恒太 藤田 悟朗 野口 孔明 石川 猶也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.426, pp.27-32, 2001-11-09

デジタルカメラで撮影した顔画像を全自動で立体的にデジタル化する技術と, 3次元的な顔の特徴点を抽出してデフォルメする技術について提案する.複数のデジタルカメラの通常撮影, シルエット投影撮影とパターン光照射撮影から顔の色彩と凹凸情報を取り込み, 頭部を自動抽出可能な44特徴点から構成される82パッチにより3次元モデル化した.顔の3次元データから目, 鼻, 口などの部分顔領域を抽出し, その領域から得られる特徴点を用いることで複数の顔画像間での対応が実現できた.そして, 複数の顔モデルからデータ間の平均を取った平均顔を基準顔として生成し, それを比較対照として全周3D似顔絵を生成した.また, この技術を用いた似顔絵のフィギュア製作の可能性を示した.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 3D 似顔絵フィギュア製作の実用化の試み(藤原 孝幸ほか),2001 http://t.co/ERfv6xlgQC デジタルカメラで撮影した顔画像を全自動で立体的に…

収集済み URL リスト