著者
中島 慶人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.281, pp.55-60, 2005-09-08
被引用文献数
1

電気所構内の充電部への不用意な接近は, 人身事故につながるため監視が重要である.しかし, 目視による監視は, コストなどの制約から作業時などの特別な場合に限られる.既に電気所構内には多数の監視カメラが設置されているが, 電気所の無人化などに伴いその数が増える傾向にある.そこで, 既存監視カメラの有効活用の一つとして, 充電部等への人物の接近を実時間で監視する画像処理方式を提案する.機械学習による人物判定を取入れた人物検知は, 一般に画像全体を検索するため高速な処理が困難である.本論文では, 充電部等の監視領域が既知であることに着目し, 処理する画素を限定することで高速に人物検知を実現する方式を示し, 実験結果によりその有効性を示す.

言及状況

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こんな論文どうですか? 監視ライン上の歩行者を機械学習により実時間で検知する方式(マルチメディアシステムの品質, 一般),2005 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003273541 電気所構内の充電部への不用意な接近は, 人身事故につながるため監視が重要

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