著者
澤頭 寛 鎌倉 功弘 大槻 知明 笹瀬 巌
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.81, pp.43-49, 2000-05-19
被引用文献数
6

本研究では, グループ符号を拡張Prime符号系列の前に付加した拡散符号を用いる干渉キャンセラを適用した直接検出光同期CDMA方式を提案する.グループ符号は, 素数Pから成る拡張Prime符号系列のグループkに対して(k+1)番目のチップのみを1とした符号長Pの符号で構成される.提案方式は, 所望ユーザが属するグループ以外のグループ符号を用いることで, 従来方式より少ない2個のブランチで, P個のブランチを必要とした従来方式と同じ多元接続干渉(MAI)量を見積もることができる.そのため, 各ブランチにおける光パワーを従来方式よりも大きくすることができる.アバランシェフォトダイオード(APD)出力にガウス近似を用いた提案方式の特性解析を.理論的に行った結果, 提案方式は, 従来方式と比較して受信光パワー及びチップレート一定の下でビット誤り率特性を改善できることを示す.

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こんな論文どうですか? グループ符号を用いた干渉キャンセラを適用した直接検出光同期CDMA方式(澤頭寛ほか),2000 http://id.CiNii.jp/NwEOL

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