著者
降旗 建治 藤岡 祥子 柳沢 武三郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.259, pp.15-22, 1999-08-26
参考文献数
19

前報では, 超音波振動子を用いて, 骨伝導聴取を行うと, 超音波領域における骨伝導の可聴範囲は27dB前後であることを明らかにした。引き続き, 本報では, 骨導経由で与えられた超音波に対する聴覚特性を明らかにするために, 最初に超音波骨導音の音の高さ, 次に超音波骨導音によるマスキング, 更に気導音および骨導音による耳音響放射に関して実験的に検討している。これら骨導で与えられた超音波に対する諸特性の結果から, 超音波に応答する部位が蝸牛内に存在する可能性が示唆された。

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@konotarogomame 【論文集】骨伝導による超音波の聞こえに関する考察 Some consideration on the auditory perception of ultrasound by bone conduction >> 本報では, 骨導経由で与えられた超音波に対する聴覚特性を明らかにするために‥→ https://t.co/d7mtQKV2Vs #人工テレパシー #V2K #5G

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