著者
池田 研介 アブドラ ジャリル モハッモド 並木 周 北山 研一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.260, pp.57-62, 2004-08-20

電子デバイスの応答速度の制限を受けない超高速光アナログ/ディジタル(A/D)変換の研究が近年注目を集めている.A/D変換のうちの光標本化は既に実用段階まで研究が進んでいるが,それ以降の量子化・符号化の操作の光化に向けて,我々はサニャック干渉計型光スイッチを用いた光量子化・符号化方法を提案する.本方式でのA/D変換は原理的に数百Gspsで動作することができる.本稿では10-Gsps,3-bit,の全光A/D変換の原理確認実験の結果を報告する.また制御光の入力強度に対してプローブ光の出力強度が2周期以上変化する特性を示すサニャック干渉計の光スイッチを初めて実現した.

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