著者
佐竹 一孝 田所 嘉昭
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.93, no.453, pp.115-122, 1994-01-28

濃霧といった視界制限状態での船舶同志の衝突事故が後を絶えない.現在,衝突事故を防止するものとして,レーダーシステム等があるが,それらは,大型で高価なものとなるため,中小型船舶には塔載していない場合が多い.そこで,船長が12[m]以上の船舶には取り付けが義務付けられている汽笛に着目し,汽笛を利用して他船の相対位置を知る船舶衝突防止システムを提案してきた。汽笛をピンポン方式で送受信することで他船までの距離を測定し,マイクを回転させて汽笛音を受信することで,その到来方向を測定して,他船の位置を求めるシステムである.本システムを用いて,ピンポン方式による距離測定,及び方位角測定の性能評価を行ったので,システムの構成と合わせて上記の結果について報告する.

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こんな論文どうですか? 汽笛を用いたピンポン方式による船舶衝突防止システムの検討(佐竹一孝ほか),1994 http://id.CiNii.jp/NxsoL

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