著者
加藤 圭介 野沢 和典 山下 洋一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.519, pp.223-228, 2003-12-11
被引用文献数
1

本報告では、日本人英語学習者の英文発話における韻律を自動評定する手法について述べる。学習者と英語母語話者の発話を比較し、基本周波数、パワー、発話長の類似度を算出して韻律パラメータとする。2つの発話を比較する際には単語や単語境界部など様々な比較単位ごとに比較し、比較単位による結果の違いを考察した。また、基本周波数とパワーに関してはパターン距離などの従来手法に加え、回帰曲線近似誤差を用いた評定手法を提案し、評定結果の妥当性を検証した。さらに、複数の韻律パラメータを組み合わせ、学習者発話の韻律を評定するモデルを作成した。

言及状況

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こんな論文どうですか? 英語学習者の文発声における韻律自動評定(第5回音声言語シンポジウム : ポスターセッション),2003 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003295778

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