著者
大倉 計美 飯田 正幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.96, no.93, pp.23-30, 1996-06-14
被引用文献数
8

本報告では、移動ベクトル場平滑化話者適応化方式(VFS)における内挿処理および平滑化処理の制御方法について述べる.本方法は正解音素HMM系列という事前情報に基づく制約から得られる音素HMM系列ξ_cと,あらゆる音素HMM系列の生成をゆるした条件下において得られる音素HMM系列ξ_gとの比較から得られる音素HMMの状態系列誤りを情報として内挿および平滑化を制御することにより,平均ベクトルの推定精度を向上させるものである.今回,最大事後確率推定法(MAP推定法)とVFSとを組み合わせたMAP-VFS法をベースとした話者適応化手法に本制御方法を適用した結果を示す.

言及状況

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こんな論文どうですか? 音素識別誤りに基づく平滑化制御を用いた移動ベクトル場平滑化話者適応(大倉計美ほか),1996 http://id.CiNii.jp/NzhPL

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