著者
牛島 和夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. KBSE, 知能ソフトウェア工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.503, pp.43-48, 2002-12-05
参考文献数
21

日本語文章推敲支援ツール『推敲』の研究開発は学生諸君の書いてくる文章を添削し指導する手間の一部をコンピュータで肩代わりできないかという要求から生まれた。1980年代前半のことである。その後ソフトウェア企業との共同研究によりパッケージ化して1993年に岩波書店からソフトウェア著作として出版した。このパッケージはMS-DOSの上で動くものであった。しばらくしてMS-DOSは市場から姿を消してWindowsが支配する時代になる。Windowsの上で動く『推敲』を直ちに市場に出すことが出来なかった。2002年春,ほぼ10年ぶりにWindows上で使える『推敲』を試作・実現した。学生諸君の文章作成指導に活用する予定である。

言及状況

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@tomooda 「推敲」って、これのこと? MS-DOS版を使ったことあります。 https://t.co/kea1z3g6qG

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