著者
李 晨 葛 崎偉 中田 充
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CST, コンカレント工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.406, pp.23-28, 2003-10-31

本論文は、2プロセッサを用いてプログラムネットを実行する際のスケジューリングに関する新しい手法を提案する。対象のプログラムネットは有向閉路を持たないSWITCH-lessプログラムネットであり、用いられる優先リストは静的と動的なリストが混在する混合型のものである。本論文では、まず従来の優先リストの不備な点を指摘した上、新しい優先リストを提案する。次に、新しい優先リストに関する諸性質を述べた後、この優先リストが2入力AND-nodeを持たないプログラムネットに対して最適なスケジュールの生成ができることを示す。最後に、例を用いて従来の優先リストとの比較を行ない、提案の優先リストが一般のプログラムネットに対して従来の優先リストより短いスケジュールの生成ができることを示す。

言及状況

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こんな論文どうですか? プログラムネットの2-プロセッサスケジューリングに関する新しい優先リストの提案(グラフ,ペトリ,ニューラルネット,及び一般),2003 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003299915

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