著者
白鳥 世明 Michael F. Rubner
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.98, no.430, pp.21-25, 1998-11-20
被引用文献数
18

電解質ポリマーの交互吸着において、吸着槽のpHをシステマティックに制御することにより、全体の膜厚をオングストロームオーダで制御可能であるばかりでなく、ポリカチオン、ポリアニオンそれぞれの膜厚の寄与分をもオングストロームオーダーで制御することが可能である。また、各電解質ポリマー成分の浸透性を調整することができ、表面の接触角を詳細に制御することが可能である。したがって、電解質ポリマーの交互吸着法は有機エレクトロニクス材料、特に有機複合材料としての超薄膜作成に非常に有望である。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? pHによる電解質ポリマーの交互吸着膜のナノスケール制御,1998 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003301020

収集済み URL リスト