著者
平野 智 早原 悦朗
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.78, no.5, pp.562-572, 1995-05-25
被引用文献数
1

演算増幅器1個とLCR素子を組み合わせた単一演算増幅器形回路の構成法について検討した.提案したLCR素子を用いた単一演算増幅器形回路は,定抵抗入力インピーダンス,零出力インピーダンス回路であり,すべての安定な伝達関数が実現可能な回路構成法である.本論文では特に全域通過特性の実現方法に注目してその設計法を示し,実際に5次の全域通過特性を実現する回路について計算機シミュレーションおよび個別部品を用いた試作回路によって実験を行い,Deliyannis形回路の縦続構成による回路と比較を行った.LCR素子に対する素子感度特性および演算増幅器の周波数特性,インダクタLのQに対する感度特性を求め,提案した全域通過回路は低素子感度であり,しかも必要なリアクタンス素子は伝達関数の次数と同じ数でよいという利点があることを示した.

言及状況

教えて!goo (1 users, 1 posts)

こんにちは 途中になりました。 expantion様は実験が出来る環境ですか、出来なければ、計算でやるのでしょうか? OP AMPは発信回路に するにはそのままででなく以下のようにしています。URLで見てください。つまりLCRを組み合わせて発信させています。  その途中に発振周波数や共振周波数や増幅度が絡むのです。 コルピッツ発振回路は発信機なのですがOP AMPは増幅器なのです。 ...

OKWave (1 users, 1 posts)

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