著者
當山 孝義 堀口 進
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-コンピュータ (ISSN:09151915)
巻号頁・発行日
vol.77, no.11, pp.770-773, 1994-11-25

最大公約数(GCD)算出は数値計算,暗号や符号計算などの分野で用いられている基本的計算の一つであり,高速解法について盛んに研究されている.Chor-Goldreichアルゴリズムは最も速い並列アルゴリズムの一つであると考えられいるが,その動作は詳細に検討されていない.本論文では,LPRAMモデルの並列マシン上での並列GCDアルゴリズムの詳細な動作をエミュレータを用いて解析し,メモリアクセス遅延が大きな影響を与えることを確認した.

言及状況

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

収集済み URL リスト