著者
門田 暁人 高田 義広 鳥居 宏次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-コンピュータ (ISSN:09151915)
巻号頁・発行日
vol.80, no.7, pp.644-652, 1997-07-25
被引用文献数
34

ソフトウェアの保守, 再利用などのためには, 解析や理解の容易なプログラムを作成しておくことが重要である. ところが, 完成したプログラムを多数のユーザに配布する場合には, システムの安全性の確保や知的財産権の保護などのために, 内部の解析が困難なプログラムの作成が要求される場合がある. そのような場合には, 解析が容易なように作成したプログラムを, 解析が困難になるように変換する方式が有用であると考えられる. このようなプログラムの等価変換を, プログラムの難読化と呼ぶ. 本論文では, ループを含むプログラムを自動的に難読化する2通りの方法を提案し, それぞれの方法の有効性を評価するための実験について報告する. 実験の結果, 極めて小規模なプログラムに対しても, 提案する方法が有効であることがわかった.

言及状況

Twitter (6 users, 6 posts, 0 favorites)

これ誰得の論文のきがするんだけど気になる RT @ronbuntter: こんな論文どうですか? ループを含むプログラムを難読化する方法の提案(門田 暁人ほか),1997 http://t.co/vdGQtKi
こんな論文どうですか? ループを含むプログラムを難読化する方法の提案(門田 暁人ほか),1997 http://t.co/Cx9raP6

収集済み URL リスト