著者
ニラウラ マダン 中村 篤志 青木 徹 畑中 義式
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, no.19, pp.25-30, 2001-02-23
被引用文献数
4

ガンマ線計測とその画像応用の目的でCdTe単結晶を用いた核放射線検出器を作製し、その動作特性を報告する。この検出器はp-i-nダイオード構造をもち、n型CdTeは単結晶CdTe上にプラズマを利用したMOCVD法によりエピタキシャル成長法によって、沃素を不純物として添加し作製した。p型は金を電極とすることによりショットキー接合とした。この検出器でコバルト57の122keVのガンバ線に対して半値幅1.7keV(1.3%)の値を得た。また、画像検出のために、p型領域をエキシマレーザーによりストライプ状にドーピングするレーザードーピング法を開発した。これらの結果は、画像検出器に応用するのに良い指針を示した。

言及状況

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こんな論文どうですか? ガンマ線計測と画像応用p-i-nCdTe室温動作核放射線検出器の作製(ニラウラ マダンほか),2001 http://id.CiNii.jp/PdnCL
こんな論文どうですか? ガンマ線計測と画像応用p-i-nCdTe室温動作核放射線検出器の作製(ニラウラ マダンほか),2001 http://id.CiNii.jp/PdnCL

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