著者
嘉味田 朝功
出版者
日本マネジメント学会
雑誌
日本経営教育学会全国研究大会研究報告集
巻号頁・発行日
no.41, pp.56-60, 2000-06-16

デジタル技術は、宇宙空間の電離層までをわが家の裏庭にしてしまった。これまでとは異なる種類の知識・能力・経験が必要である。KAE原理、ABCD思考を実践した。1つは現時点で利用可能なKからの収捨選択。もう1つはインターネット構築過程のEからの新K。この2つをつなげて新Aを開発する際、コミュニカビリティが最も難問である。仏教のまんだら図のフラクタルをメタファーにして拡張KAEモデルを創った。 このモデルは、デカルト以来の精神・物質の分離ではなく、メビウスの帯の如く、バーチャルとリアルが、ねじれて繋がっている。社会システム(バーチャル)の裏側が生活世界(リアル)なのである。このモデルを更に抽象度を高め、世界に向けて呼びかけたい。そのために、言語(デジタル)に拘束されずに、場所の論理(アナログ)の誘導により応答できるように、位置と形と色で概念を構成した。

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