著者
平井 克哉 To Ho
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.60, no.7, pp.781-790, s・iii, 1998-07-25
被引用文献数
7

Q熱(コクシエラ症)は, リケッチアの一種のコクシエラ菌(Coxiella burnetii)によって起こる人獣共通感染症で, 1937年に発見後世界各国に広く分布している.わが国のヒトおよび家畜における本症の存在は1950年代に血清学的に示唆されたが, 1989年帰国直後の医学生の症例が報告されたのを契機に研究が開始され, わが国にもQ熱が広く存在することが明らかにされてきた.本総説では, 我々と他の研究グループの最新の結果を含め, わが国におけるQ熱(コクシエラ症)の疫学と分離株の性状を5つの項目に概説した.

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こんな論文どうですか? わが国におけるQ熱(コクシエラ症)の進展(平井克哉),1998 http://id.CiNii.jp/QbXjL Q熱(コクシ…

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