著者
Wang Hsien-Chi Lee Shu-Hwae Chang Tien-Jye WONG Min-Liang
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.66, no.7, pp.855-859, 2004-07-25
参考文献数
9
被引用文献数
9

牛海綿状脳症(狂牛病)のような遅発性神経病は,動物による汚染飼料の摂取によって伝達されることがある.したがって,市販飼料中の肉成分を検査することは,こうした疾病をコントロールする上で公衆衛生上重要なことである.そこで,PCR-RFLP法を用いて,犬用飼料と猫用飼料の肉成分の検査を行った.動物ミトコンドリア・チトクロームb(cytb, CYT)遺伝子のヌクレオチド配列(359塩基対)をPCRで増幅してから,制限酵素AluIまたはMboIで切断する方法により,台湾で市販されている犬用飼料と猫用飼料各8銘柄について検査を行った.その結果,犬用飼料については全銘柄が,犬以外の3種類以上の動物種(牛,豚,山羊,鶏)由来の肉を含むこと,猫用飼料については5銘柄が鶏肉を含むことが認められた.

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こんな論文どうですか? PCR-RFLP法を用いた市販のイヌ用飼料およびネコ用飼料の肉成分検査(Wang Hsien-Chiほか),2004 https://t.co/CZrK8uuhcF 牛海綿状脳症(狂牛病)のような遅発性神経病は,動物による汚…

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