著者
加藤 博一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.652, pp.79-86, 2002-02-14
被引用文献数
58

本報告では,ARToolKitについて紹介し,その構成と動作原理について述べる.ARToolKitは,画像処理に基づく拡張現実感構築ツールで,オープンソースのライブラリとして公開されている.内部に識別用のパターンが描かれた黒色の正方形マーカを使用し,そのカメラ座標系における位置姿勢をリアルタイムに計測する.マーカ座標系を使用した3次元仮想物体描画を行うことで,ユーザの視点位置によらず,仮想物体とマーカの間で幾何学的整合性を維持できる.ARToolKitを用いることで,容易に拡張現実感システムを構築することができ,特にデスクトップ環境における拡張現実感システムの構築に有効である.

言及状況

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期日(論文提出)までに出来るかどうかはさておき、大学での研究としては可能だと思います。 ただ、発表する際に何処が良いのか、評価すべき点は何処なのかを明確にする必要が有ると思います。 評価すべき点が有り、世の中に貢献出来るというのであれば、立派な研究になると思います。 実際、拡張現実感(AR)http://ci.nii.ac.jp/naid/110004023732 に関する研究は盛 ...

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こんな論文どうですか? 拡張現実感システム構築ツールARToolKitの開発(加藤博一),2002 http://id.CiNii.jp/Q2u4L …
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