著者
黒沢 健至
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.88, no.10, pp.818-822, 2005-10-01

犯罪にかかわる映像が, 被疑者の所有する特定のカメラ個体で撮影されたものであるか否かを判断できる新しい画像鑑定方法について解説する.筆者らが提案する手法は, 撮像素子において発生する固定パターン雑音(FPN)の個体固有性を利用して, 映像中から抽出されるFPNとカメラのFPNを比較することで識別を行う.本稿では識別原理を述べるとともに, 撮影環境等が与える影響, ディジタルスチルカメラやCMOS撮像素子への適用, 識別精度などについて解説する.

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これって、この前 #CSIM で出てきたカメラの個体識別と同じじゃね? / 撮影カメラの個体識別 : 鑑識科学の新しい試み http://t.co/vmBGkPyS

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