著者
木下 真吾
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.85, no.11, pp.1819-1842, 2002-11-01
被引用文献数
31

配信時の信頼性が求められるファイル等のデータを多数のユーザに効率良く一斉配信するための技術として,リライアブルマルチキャスト(RM)が注目されている.インターネットにおいては,IPマルチキヤストを利用し,その上位レイヤにおいて信頼性保証を行うリライアブルマルチキャストトランスポートプロトコルの研究が活発に行われている.このうち主要なものは既に製品化され,衛星イントラネットを中心に実サービスでの利用も開始されている.一方,インターネットにおけるRMの本格的な普及を目的とし,IETFにおける標準化も1999年から進められている.本論文では,次世代データ配信技術を担うRMの研究,製品化,標準化,それぞれの最新状況と今後の動向について報告する.

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こんな論文どうですか? リライアブルマルチキャスト技術の最新動向(木下真吾),2002 http://id.CiNii.jp/RD5IL …

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