著者
杉尾 邦江
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.58, no.5, pp.45-48, 1995-03-31
参考文献数
20

イギリスの福祉国家としての近代的国家機構の創出に深く係わったベンサムは、政治, 経済, 社会, 法改革を先導したのみならず, 功利の原理「最大幸福原理」やパノプチコンのアイデア等によってイギリスの公園運動を刺激し, 公園の成立に大きな影響を与えた。またベンサムの間接的立法論で提案された犯罪予防の政策は公園原理の萌芽とみることができ, 更には, パノプチコンの構想はラウドンの多目的グリーンベルトに影響を与えたと考えられる。

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Bentham’s doctrine of the “Utility Principle” or “great happiness for the greatest number”と書かれると、著者が本当にベンサムを読んだのか疑問 http://t.co/tSQoCFfsO0
Bentham’s doctrine of the “Utility Principle” or “great happiness for the greatest number”と書かれると、著者が本当にベンサムを読んだのか疑問 http://t.co/tSQoCFfsO0

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