- 著者
-
大野 朋子
加我 宏之
下村 泰彦
増田 昇
- 出版者
- 社団法人日本造園学会
- 雑誌
- ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
- 巻号頁・発行日
- vol.65, no.5, pp.603-608, 2002-03-30
- 被引用文献数
-
14
9
本研究は,岸和田市における竹林の拡大特性を調査した。その結果,1968年に竹林数567箇所,総竹林面積2,134,600m^2, 1978年に竹林数619箇所,総竹林面積2,535,000m^2, 1992年に竹林数773箇所,総竹林面積4,210,700m^2,を示し竹林の拡大は明らかで,特に1978〜1992年の拡大が顕著である。拡大特性は標高50〜100m,傾斜度5〜10°,傾斜方位は南南東で面積拡大を示し,標高O〜50m,傾斜度0〜5°,傾斜方位は東北東で箇所増加と平均竹林面積の減少傾向を示した。