著者
奥田 知靖 大場 渉 土井 秀和
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. IV, 教育科学 (ISSN:03893472)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.203-212, 2005-09-30

本研究の目的は,現在まで行われてきたゲーム分析に関する国内の文献を収集し,分類することで文献からみたバスケットボールにおけるゲーム分析研究の現状と課題を把握し,具体的な今後の課題について検討することである。その結果,以下のことが明らかとなった。(1)量的研究が質的研究よりも圧倒的に多い。(2)これまでのゲーム分析研究の手法では現場へのフィードバックとしては不十分である。(3)これまでのゲーム分析研究における問題点を考慮しときに,三次元動作解析手法を用いた研究が望ましいと思われる。

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