著者
中村 清
出版者
宇都宮大学
雑誌
宇都宮大学教育学部教育実践総合センター紀要 (ISSN:13452495)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.153-164, 2005-04-01

近年の教育改革論では、公教育において国民としての自覚を育成するために、我が国の伝統的文化を確実に教えることが必要であるといわれることが多い。公教育において国民諸個人に国家の形成者としての自覚を育成することは大切である。しかし、国民としての自覚が人類の一員としての自覚と両立するためには、特定の国家に伝統的な文化ではなく、人間にとって普遍的な価値を有する文化を教えるのでなければならない。小論は、伝統的な文化を教えることの難点を示すとともに、普遍的な文化を教えることの可能性を示すことによって、この原則の妥当性を確認した。

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中村清 元宇都宮大学教育学部教授、学部長の著書「国家を超える公教育」には、この辺りの議論についてまとまっています。 オープンアクセスの論文としては、例えば「公教育における伝統的な文化と普遍的な文化」。https://t.co/urOKH7AYBP

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