著者
小林 昭裕
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.305-310, 1990-03-30
被引用文献数
2

札幌市では,自然のシステムを活用し,人間の生活環境に適した扇状地を市街地に,山地や台地は森林,低地は畑,水出,一部は湿地のままにするという自然条件を配慮した土地利用がなされてきた。しかし,近年,人口の急激な増加により,保水機能をもっていた湿地,水田, 畑などの緑が減少するとともに,大雨や地震等の災害時に危険性の高い低湿地に市街地が拡大し,自然条件に立脚した土地利用計画が必要であることが示された。

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こんな論文どうですか? 札幌市北部地域の開発に伴う土地利用の変化と水害の危険性(平成2年度日本造園学会研究発表論文集(8))(小林昭裕),1990 http://id.CiNii.jp/TilhL

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