著者
永松 義博
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.265-270, 1992-03-31
被引用文献数
6

身体的にハンディキャップをもった人々の公園利用への関心が高まり,設計基準等も整備されつつあるあるが,視覚障害者にとっての配慮は,まだ完全とはいえない。快適に適応できる屋外遊び空間(盲人公園)を計画していくための手ががりを得ることを目的として,盲学校生徒の余暇活動の実態を明らかにした。盲学校のクラブ活動では,盲男子は活動的で組織的なスポーツに人気が高く,盲女子では文化系クラブの入部が多く,直接実生活と結びついた活動が目立っている。彼らの戸外活動への関心は高いものの,積極的な余暇時間の活用はみられず,余暇活動として発展していない点が指摘される。

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