著者
木村 三郎
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.79-84, 1985-03-30

摘要 筆者は昨年本學會誌第47巻第4号に「作庭記新考」と題してその特有の語句を幾つか摘出してその成立時代の推定を行った。そこでよく知られる『山水〓野形図』についても同じ方法を重視するとともに更に『作庭記』の一般論に対し,『野形図』の専ら配石排植論に終始したその補完的な後〓本としての評価を行ってみた。同時に天地人(三才)用語の使用から同時代の諸芸能における同種の用法の動向と対比してその成立時代性をも追究しその時代を14世紀後半乃至15世紀前半と推定したのである。

言及状況

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こんな論文どうですか? 『作庭記』と『山水〓野形図』との比較を論ず(昭和60年度日本造園学会研究発表論文集3),1985 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004662341

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