著者
大熊 薫
出版者
熊本大学
雑誌
熊本大学社会文化研究 (ISSN:1348530X)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.17-40, 2006-03-31

本論文においては、神との出会いによって創作された『叡智』(sagesse,1880年)の中の数篇において、宗教的実存レヴェルにおける彼の魂の叫びがいかなるものかを考察する。これによって、彼の魂の状態が、常に「聖」と「俗」との間を彷徨っているということを立証する。

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