著者
池田 広子 H. Ikeda 京都創成大学
雑誌
京都創成大学紀要 = Kyoto Sosei University review
巻号頁・発行日
no.3, pp.71-78, 2003-01-31

今や地球規模で動く時代に入り、日常生活の中で英語をコミュニケーションとして用いる能力が求められる。中学・高校で英話を学習してきたにもかかわらず、英語を聞いても分からない、英語でコミュニケーションができないという学生が多く見られる。TOEFLやTOEICのスコアも、日本人の平均値はアジア地域の中でもかなり低い状態が続いている。日本人学生はなぜ英語が聴き取れないのか、聴き取れるようになるためにはどのように学習すべきかを、リスニング・ストラテジーを構築し、日本語と英語の音声の違い、英語のリスニングに必要な様々な要素、弱点と思われる要素、効果的に補強するための要素、英語の音声を聴き取るためのストラテジー、内容理解のためのストラテジーなど、リスニングの困難点や問題点を提示し、リスニング能力の向上とリスニングの効果的な指導について考察している。

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CiNii 論文 -  英語のリスニング・ストラテジーに関する一考察 http://t.co/xNXaQ9UQ7b #CiNii
頭の中での和訳は処理に時間がかかり、その行為を行っていると十分処理しないうちに、新しい音声が聞こえてくる。このため和訳する事でリスニングをさらに難しくし、その翻訳する行為がリスニングの障害になっている。 http://t.co/0C0ueZkfrr
頭の中での和訳は処理に時間がかかり、その行為を行っていると十分処理しないうちに、新しい音声が聞こえてくる。このため和訳する事でリスニングをさらに難しくし、その翻訳する行為がリスニングの障害になっている。 http://t.co/0C0ueZkfrr
この池田先生の論文は10年位前のものですが、 「リスニングの苦手な学生の中には、聞く文章の一文一文を、すべて日本語に翻訳しながら理解しようとするものが多いように思う→ http://t.co/0C0ueZkfrr
この池田先生の論文は10年位前のものですが、 「リスニングの苦手な学生の中には、聞く文章の一文一文を、すべて日本語に翻訳しながら理解しようとするものが多いように思う→ http://t.co/0C0ueZkfrr
リスニングのツボを論じている研究報告。ポーズごとの情報処理が追いつかなくなると「パニックを引き起こす」という下りがおもしろいという具合に本編での評論が楽しませてくれます。 http://t.co/70KhPWLJ
リスニングのツボを論じている研究報告。ポーズごとの情報処理が追いつかなくなると「パニックを引き起こす」という下りがおもしろいという具合に本編での評論が楽しませてくれます。 http://t.co/70KhPWLJ

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