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OA
高等植物におけるウレアーゼの分布
著者
渡辺 幸雄
猿丸 仁美
嶋田 典司
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学園芸学部学術報告
(
ISSN:00693227
)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.37-43, 1983-12-25
134種の植物についてウレアーゼ活性を調べた結果,大部分の植物でその活性が検出された.活性がもっとも高かったものはナタマメであった.ウレアーゼ活性が検出されなかった植物でも,生育環境が異なると活性を発現するものもみられ,まったくウレアーゼが存在しない植物があったとはいいきれないと思われる.供試植物を草本と木本とに分けて比較すると,草本の方が高いウレアーゼ活性を示す傾向にあった.ウレアーゼ活性が検出されなかったシコロベンケイに尿素を与え,その同化を検討したところ, Niの存在下でのみウレアーゼ活性の上昇が認められた.
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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(1 users, 1 posts)
細菌と植物のウレアーゼについては 変形菌(プロテウス属)のウレアーゼが有名ですが 尿路感染症の場合に尿をアルカリ化して結石を形成 し、この結石が留置カテーテルに付着するという ことがあります。 アルカリ化環境は細菌のバイオフィルム生成に有利 に働くようで、生存のために役立っているようです。 生育に至適なpHについては調べ切れなかったのですが おそらくアルカリ化環境のほうが有 ...
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/110004699739
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