著者
戸田 郁夫 加藤 〓 田西 和伸 樋口 幸男 平中 良治 浅野 元広 坂上 竜資 川浪 雅光
出版者
特定非営利活動法人日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.1146-1152, 1989-12-28
被引用文献数
11

本研究の目的は,夜間睡眠中のbruxismの実態を解明するために,日常臨床に応用できる客観的なbruxismの診査・診断するシステムを開発することである。本システムは記録装置と再生分析装置とからなり,記録装置は,筋電計・加速度計・小型マイクを組み合わせ,左右の咬筋の筋活動・上下の歯の咬合接触・grinding音を同時に記録できるように設計した。被験者には25〜50歳の男性6名を選び,本装置の操作方法を指導し,自宅に装置を持ち帰り,各々5日間繰り返し測定を行った。その結果,このシステムにより,自宅で夜間睡眠中の筋活動・咬合接触・grinding音を同時記録できることが分かり,歯周病患者のbruxismの実態の解明や客観的診断に役立つと思われた。

言及状況

外部データベース (DOI)

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こんな論文どうですか? Bruxismの実態の解明と客観的診断法の研究 : 第1報 睡眠中の筋活動などを自宅記録するシステムの開発,1989 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004725666

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