著者
興梠 正克 蔵田 武志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.75, pp.75-80, 2006-05-19
参考文献数
4

本稿では、GPSと自蔵航法を組み合わせた組み込み型歩行者ナビシステムについて述べる。GPSによる測位は、その条件によっては必ずしも十分な精度が得られない。そこで、人に装着された自蔵式センサ(加速度・ジャイロ・磁気方位センサ)を用いて歩行動作を計測し、人の相対的な歩行移動ベクトルを推定する。この推定結果とGPSによる測位結果を相補的に組み合わせることで測位精度を向上させる。GPSによる測位ができない屋内環境においては、事前に環境中に埋め込まれたRFIDタグによる測位を行ない、デッドレコニングの結果と統合することで、GPSの場合と同様に相補的に測位精度を向上させる。本手法を装着型組み込みシステムとして実装し、評価した。

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