著者
市古 太郎
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.51, no.10, pp.640-645, 2006-10-01

大都市は地震に対して脆弱である.この脆弱性は帰宅困難者問題のような直後期だけでなく,影響が長期間にわたる問題もある.その1つが本稿で論じる都市復興である.本稿では「事前に復興に備える」という視点で阪神淡路大震災以降,主に東京で取り組まれてきた「事前復興」の考え方を示し,その考え方に基づいて実施されている2つの訓練プログラムを紹介する.この訓練はこれまでの防災まちづくりに新たな可能性を付与するものであり,紹介と同時にその論点を提示したい.

言及状況

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こんな論文どうですか? 事前復興計画論に基づく地区防災まちづくりの新たな可能性(<特集>リスクへの挑戦),2006 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004810264 大都市は地震に対して脆弱である.この脆弱性は帰宅困難者問題のような直後期だけでなく,影響

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