著者
波平 勇夫
出版者
沖縄国際大学
雑誌
沖縄国際大学総合学術研究紀要 (ISSN:13426419)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.23-60, 2006-03-31

本稿は戦後沖縄都市形成の典型をコザ市(現沖縄市)に求め、米軍占領期間の都市展開を(1)人口集中化、(2)都市空間の出来事、(3)新階層としての基地労働者と軍用地地主の形成から戦後沖縄都市史をとらえることを目的とする。そして米軍基地に従属して形成された「基地の町」が外部都合によって左右され、自らになれないまま漂流する軌道を明らかにする。

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