著者
会田 雅樹 佐々木 純
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.151, pp.37-42, 2006-07-06
被引用文献数
5

情報交換を行う人間の接続関係を分析して社会ネットワークとしての人間関係の構造を明らかにすることは,企業のマーケティング戦略や経営戦略の意思決定を支援する技術に結びつく可能性があり,工学的にも非常に興味深い.日常個人が誰と情報交換をしているかというデータを直接収集することは難しいが,利用者の多い通信サービスに関するデータを利用することによって,比較的規模の大きな人間関係の分析が可能になると考えられる.しかし,個人情報保護等の観点から,通信サービスの詳細な利用履歴データの入手や研究目的利用は容易ではないというのが現状である.本報告では,i-modeやmixiに関する一般公開されている非常に簡単なデータに着目し,その中に見いだされるpower lawを利用して大規模な人間関係の構造解明を行う.その結果,特定の通信サービスのユーザに限定されない広い人間関係に対して,スケールフリー性やユーザの行動規則に関する特徴を導く.

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こんな論文どうですか? 通信サービスの普及プロセスを利用した社会ネットワークの構造分析(ユビキタスネットワーク,NGN,VoIP,コンテンツ配信,IPv6及び一般)(会田雅樹ほか),2006 http://id.CiNii.jp/URVXL
こんな論文どうですか? 通信サービスの普及プロセスを利用した社会ネットワークの構造分析(ユビキタスネットワーク,NGN,VoIP,コンテンツ配信,IPv6及び一般)(会田雅樹ほか),2006 http://id.CiNii.jp/URVXL

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