著者
山下 晋
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編 (ISSN:09136606)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.37-47, 2006-02-28

本論文では,チェルニー(Carl Czerny 1791〜1857)練習曲の音楽的な練習法について考察した。一般的にチェルニーの練習曲は単に機械的な指練習という印象が強く,音楽的な楽曲とは程遠いものであると認識されている。確かに,音楽的に見ると決して名曲といえるものは少ないが,この練習曲集には古今の名曲の演奏のための音楽的なエキスが多数詰まっている。これをうまく引き出すことにより,機械的なテクニックではなく音楽的テクニックに昇華できることを,様々な事例を挙げて紹介した。

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続き→ ツェルニー研究の例① (さくっと見つけただけの)論文 以下のURLより >この練習曲集には古今の名曲の演奏のための音楽的なエキスが多数詰まっている。 https://t.co/wwWr4Ufumk

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