著者
永森 光晴 杉本 重雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.118, pp.11-19, 2006-11-06
被引用文献数
1

ディジタル図書館やセマンティックウェブ技術の普及に伴って、多種多様な情報資源のメタデータが作成され利用されるようになってきた。公共図書館や地方自治体の中には、それぞれが作成したメタデータの組織化を行うために、独自の語彙を定義しているとこをも珍しくない。メタデータに付与する語彙を作成する場合、小規模であればその作成とメンテナンスは容易であるが、大規模な語彙を作成することは、コストやメンテナンスの観点から現実的ではない。そこで本研究では、国立国会図書館が2006年9月より提供を開始した国立国会図書館件名標目表(NDLSH)テキストデータをSKOS形式に変換し、ソフトウェアやネットワークを介して利用可能にした。また本研究では、SKOS版NDLSHテキストデータを対象とした、SKOSのためのグラフィカルなブラウザHANAVI(Hybrid And Network-Assisted Vocabulary Interface)の作成を行った。NDLSH (National Diet Library Subject Headings) is a list of subject headings applied to the catalog of the NSL. This paper describes how to represent NDLSH in SKOS (Simple Knowledge Organazation System) which is a formal language for representing controlled structured vocabularies such as thesauri or classification scheme. This paper also describes HANAVI (Hybrid And Network-Assisted Vocabulary Interface) browser which visualizes NDLSH.

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こんな論文どうですか? 国会図書館件名標目表(NDLSH)のSKOS化とそのグラフィカルブラウザの作成,2006 http://ci.nii.ac.jp/naid/110005717743

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