著者
森本 信也 桜井 理恵
出版者
横浜国立大学
雑誌
横浜国立大学教育紀要 (ISSN:05135656)
巻号頁・発行日
no.37, pp.235-244, 1997-11
被引用文献数
1

1.知識の個人的構成過程と社会的構成過程との融合は,「個人-認識対象-他者」という三項関係に基づくコミュニケーションモデルにより説明できる。2.知識の個人的構成過程と社会的構成過程を志向する授業は,コンサマトリー性並びに達成性の動機付けを基礎に置き,スレイビン(Slavin,R.E.)による各自の思考を相対化する指導の視点に立脚することにより実現される。3.中学生による「イオン」概念の構成過程を事例として,知識の個人的構成過程と社会的構成過程を検証した。

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こんな論文どうですか? 理科授業における知識の個人的並びに社会的構成過程の可能性とその融合に関する一考察(森本 信也ほか),1997 https://t.co/FLaEonxIPa

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