著者
谷山 勇太
出版者
同志社大学
雑誌
社会科学 (ISSN:04196759)
巻号頁・発行日
vol.78, pp.23-55, 2007

宝永7年(1710)から万延元年(1860)まで約150年の間書き継がれた天龍寺の寺務日誌『年中記録』。そのなかには、嵐山の麓の河原に営まれた日切茶店の出店記録が書き留められた。本稿では、嵐山を花見に訪れる人びとを目当てに商いした日切茶店の営みを通して、近世という時間のなかで生まれた花の名所嵐山の成熟を追う。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 近世の嵐山と日切茶店 : 天龍寺の寺務日誌を素材として(谷山 勇太),2007 http://id.CiNii.jp/aMmCL

収集済み URL リスト