著者
別府 賢治 藤本 華倫 片岡 郁雄
出版者
香川大学
雑誌
香川大学農学部学術報告 (ISSN:03685128)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.55-58, 2007-02-28

暖地条件における秋季のホウ素の葉面散布が、甘果オウトウ'佐藤錦'の翌春の花器の発育および結実に及ぼす影響を調査した。9月上旬にホウ素濃度500ppmのホウ酸溶液を鉢植え樹の全葉に噴霧処理した。ホウ素処理により、翌春の胚珠の寿命が延長し、花柱内での花粉管伸長がやや速まった。ホウ素処理区では対照区に比べて結実率がやや高まった。これらのことから、暖地条件における秋季のホウ素の葉面散布は、翌春の結実性を向上させる効果があることが示された。

言及状況

Facebook (1 users, 1 posts)

既知の情報かもしれませんが、葉面散布における栄養の吸収の論文を張っておきます。参考になれば幸いです。 温州みかんにおいて尿素の研究が行われておりマシン乳剤との混和でも効果あり、基本根からの吸収が基本で旧葉から新葉や枝に移動するそうです。https://www.jstage.jst.go.jp/・・・/_ar・・・/references/-char/ja/ ほか稲での重窒素の吸収http://c ...

Facebook における性別

収集済み URL リスト