著者
岩井 大輔
出版者
日本環境動物昆虫学会
雑誌
環動昆 (ISSN:09154698)
巻号頁・発行日
vol.17, no.3, pp.93-98, 2006-10-14

栃木県の渡良瀬遊水地で,オオルリハムシによる生息場所利用について野外調査を行った.寄主植物のシロネは水面からの比高が比較的低い場所に生育していた.成虫個体数および卵塊数は,寄主植物の生育密度と関係があり,寄主植物の密度が高い場所で多かった.成虫の移動距離は短く,移動は舗装路によって制限された.これらの結果から,オオルリハムシの保全のためには,寄主植物の生育する立地を広く確保することが重要であることが示唆された.

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ああ、こういうの読んでから虫探すべきだったhttp://t.co/4Ud5jf7I

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