著者
桑原 保正 森 直樹 田辺 力
出版者
日本環境動物昆虫学会
雑誌
環動昆 (ISSN:09154698)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.91-95, 2007-06-07
参考文献数
11

ジヤスデ目イトヤスデ科のオカツクシヤスデKiusiozonium okai(Takakuwa and Miyosi,1949)の防御分泌物には,Polyzonimineと2',3',5',6',7',7a'-ヘキサヒドロ-2,2-ジメチルスピロ[シクロペンタン-1,1'-{1H}ピロリジン]-7'-オキシム-O-メチルエーテルが主成分として,またニトロポリゾナミンが微量成分としてそれぞれ含まれることを確認した.このオキシムエーテルは中米産矢毒蛙のスピロピロリジンアルカロイド236であり,カエルと同所的な中米のジヤスデにこれまでその存在が証明されていたが,今回同じ化合物を日本のヤスデから検出した.

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「すげえ!(ぞくぞくっ)」と来た!RT @ronbuntter: こんな論文どうですか? 中米産矢毒ガエルのスピロピロリジディン236を日本産ジヤスデ目オカツクシヤスデ防御物質の主成分として検出(桑原 保正ほか),2007 http://id.CiNii.jp/aVjDL
こんな論文どうですか? 中米産矢毒ガエルのスピロピロリジディン236を日本産ジヤスデ目オカツクシヤスデ防御物質の主成分として検出(桑原 保正ほか),2007 http://id.CiNii.jp/aVjDL

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