著者
吉田 正典 養父 志乃夫 山田 宏之
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.284-287, 2007-08-31
参考文献数
19
被引用文献数
2

慣行農業がカエル類の個体群に与える影響を把握するため、行政資料調査や栽培方法のヒアリングとカエルの生息実態調査を行ったところ、近年の稲作水田ではニホンアマガエルの個体群を維持できるが、トノサマガエル、ヤマアカガエルの個体群を維持できないことが示唆された。

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ヤマアカガエルは雪解け水に産卵してもその後に排水されてアウト、トノサマガエルはせっかく幼生になっても中干しでアウト。両種とも近年の稲作水田では個体群を維持できないことが示唆されるとのこと。 「水田におけるカエル類の保全手法に関する研究」 http://t.co/NDgbflAi

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