著者
日景 奈津子 カールハウザー 村山 優子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.48, no.9, pp.3193-3203, 2007-09-15
参考文献数
32
被引用文献数
16

本研究では,情報セキュリティ技術に対する利用者の安心感について,その構造を明確にする.安心感の要因を把握するための調査実験を行い,探索的因子分析を実施した.その結果,セキュリティ技術の安全性に関わる因子,システムの操作性や使いやすさに関わる因子等,6 因子を抽出した.さらにそれらの因子が,外的要因と内的要因の2 つのグループに大別され,安心感を構成しているという仮説を立て,共分散構造分析により検証した.本論文では,調査実験および分析結果とともに安心感の構造について報告する.In this research, we identify the structure of Anshin 窶髏 the sense of security. We conducted the user survey and came up with six major factors by the explanatory factor analysis (EFA). With the results, we had a hypothesis that those six factors could be categorized in two groups; one is environmental-based and the other is personal-based. The two groups would consist Anshin. We verify our hypothesis by using structural equation modeling (SEM). This paper reports on our survey and analysis.

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「何を持ってして安心感を得ているか?」について興味深い文書。被験者が20代学生なんだけど、運営会社への信頼や、操作しやすさから安心を得ている。 CiNii 論文 -  情報セキュリティ技術に対する安心感の構造に関する統計的検討 https://t.co/IrO0TuxnqX

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