著者
辻 憲男
出版者
神戸親和女子大学
雑誌
神戸親和女子大学研究論叢 (ISSN:13413104)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.1-24, 1999-02

谷崎潤一郎の「蘆刈」(一九三二年)の読解。初めに、語り手の男が「お遊さん」の子ではないかとの疑いに対しては、これを否定した。次に、語りの方法と人物造型、また主題となる場面が巨椋池に設定され、ことさらに月見の夜が描かれた理由を、『源氏物語』以下の古典にさぐり、史実と地理に即して考証しつつ、私見を述べた。

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こんな論文どうですか? 巨椋池の月見 : 谷崎潤一郎「蘆刈」を読む(辻 憲男),1999 http://t.co/Wp59pbv2HQ 谷崎潤一郎…
こんな論文どうですか? 巨椋池の月見 : 谷崎潤一郎「蘆刈」を読む,1999 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006606917 谷崎潤一郎の「蘆刈」(一九三二年)の読解。初めに、語り手の男が「お遊さん」の子ではないかとの疑いに対しては、これを否定した。次

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